消灯後

夜22時から朝6時のあいだだけ開きます

夜に行ける場所

家にいたくない夜があります。ここでは行ける場所を、業種ではなくそのとき何が必要かで分けました。同じサウナでも、静かにしていたいのか、人の気配がほしいのかで、選び方が変わるからです。

営業時間や料金は店舗と地域でまったく違い、深夜営業をやめている店も増えています。出かける前に必ず現在の営業状況を確認してください。ここでは具体的な店名や価格は書きません。

静かにしていたい

24時間営業のコインランドリー。夜の穴場です。明るくて、暖かくて、機械の音以外は静かで、誰にも話しかけられません。洗うものがなくても座っていられる場所として機能します。

個室型のネットカフェ。鍵のかかる小さな箱に入れます。何もしなくても料金だけで居場所が買えるので、判断力が落ちている夜には向いています。

深夜のファミリーレストランやカフェの窓際。ドリンクバーだけで長時間いられる店があります。人はいるけれど誰も自分に関心がない、という距離感がちょうどいいときがあります。

人の気配だけほしい

24時間のサウナや健康ランド。休憩室に人が転がっていて、誰も喋っていない。この「無言の集団」が、深夜のいちばん効く薬になることがあります。仮眠もできます。

コンビニ。行き先ではなく通過点ですが、店員が立っていて明かりがついている、という事実だけで少し落ち着きます。長居はできないので、歩く途中に挟む使い方になります。

深夜のスーパーマーケット。営業しているところは限られますが、品出しの音がしていて、生活が続いているのが分かります。

体を動かしたい

24時間営業のジム。深夜は人が少なく、話しかけられません。眠れない原因が頭の空回りにあるときは、体を疲れさせるのがいちばん早いことがあります。

ただ歩く。お金がかからず、閉店もしません。深夜の街は静かで、川沿いや大きな道路沿いは明るくて歩きやすい。ただし人通りのない場所は避けて、明るい道を選んでください。

始発を待つ。行き先を決めずに始発で移動して、着いた駅で朝を迎える。これは夜を「やり過ごす」のではなく「終わらせる」方法です。

もう眠ってしまいたい

サウナ・カプセルホテルの仮眠。家で眠れないのに、家でない場所だと眠れることがあります。場所が変わると考えごとの続きが切れるからだと思っています。

個室ネットカフェのリクライニング。宿泊料金より安く、数時間だけ眠るのに使えます。

ビジネスホテルの当日予約。深夜に空室が安くなることがあります。ちゃんと横になって寝られるのは、選択肢のなかで一番確実です。

行かなくてもいい

結局出かけないことも多いと思います。それでいいです。出かける選択肢があると分かっているだけで、部屋にいるのが少し楽になることがあります。

部屋に戻る